Equity Cash and Derivatives

株式
現在の株式市場には、プライシング、クォート、トレーディング、リアルタイムのリスク管理、そしてP&Lなどの機能を提供するシステムが無数に存在しています。しかし、主要なソフトウェア・システムはプロセスが分断化されて、業務全体を包括的する総合的なコンピテンシーを欠いています。そうした中で、非標準的なエキゾティック商品、仕組み商品、ハイブリッド商品などの拡大は、ベンダーに対して新しい課題を提起し続けています。

バイサイドとセルサイドから求められる機能要件の特徴は、次第に不明瞭になってきています。バイサイドの環境は、ヘッジファンドや代替投資運用会社の事業拡大の継続によって変化してきました。セルサイドは、こうしたファンドに、プライム・ブローカレッジ・サービスやその関連サービスを提供しようと努力しています。このような状況の中で、システムには高速性や迅速な判断機能、柔軟性が求められており、あらゆるマーケット・プレーヤーのニーズに応える能力が必要とされているのです。

市場で実証された株式プライシング、セールス、トレーディング・システム
Front Arenaは、投資銀行、ヘッジファンド、プライム・ブローカレッジなど、あらゆるタイプの金融機関の株式取引業務を完全に網羅するという、他に類のない機能を提供します。最先端のテクノロジーにより、お客様の社内リソースを使用してシステムを容易に調整してカスタマイズすることもできます。複数の資産クラスに対応できるFront Arenaのクロスアセット機能によって、債券、金利、信用、為替市場の商品を株式取引デスクの延長で自由に取引することができます。

Front Arenaは、トレーディングのフロントエンドにおけるスピードを高めるアプローチや、バニラ(標準型)、エキゾティック(非標準型)、そしてストラクチャード(仕組み)の各金融商品にわたる正確かつ詳細なプライシング要件、そして、統制プロセスやコーポレートアクションや権利行使期間満了の処理などのミドルオフィス・プロセスのためのワークフロー機能を提供します。また、店頭取引や補助元帳の決済機能も利用できます。

複数の取引所に対応できるセールス・トレーディング&注文執行
Front Arenaの注文執行ツールは、手動・自動で注文を市場に直接取り次ぐことも、さまざまなデスクに分配することも、あるいは内部マーケットを通じた処理を行うこともできます。

国際化対応の高度な機能
FIX接続の使用は、EUの金融商品市場指令(MiFID)を受けて、今後さらに広く普及し、マーケットの数も著しく増加するでしょう。Front Arenaツールキットは、取引所へのゲートウェイを開発する迅速かつ容易な方法を提供します。内部の注文フローが、私設取引システム(PTS)と顧客の注文フローをリンクします。

オープン性、拡張可能性、接続能力
Front ArenaのFIXツールキットでは、ユーザー独自の接続要件を市場のバイサイドとセルサイドの両方で実現することができます。単一のAPIが、ユーザーを任意の取引所、ブローカー、ECN、その他あらゆる流動性プールに結び付けます。

強力なインターフェース機能は、転換社債のプライシングと分析のためのソリューションであるMONISへの全面的な統合によって、すでに実績が示されています。これは、Front Arenaの基盤となっているアーキテクチャのオープン性と拡張可能性を表す一例です。

自動売買
Front Arenaは、相関取引、クロスボーダー裁定取引、現物バスケットと先物の間の裁定取引といった取引戦略の監視や執行を行うための自動化された取引ツールを、長年にわたって銀行に提供してきました。自動化された取引ツールは、特にバイサイドへの適合性が高まっています。裁定取引戦略を採るファンドの運用方針はそれぞれ異なるので、Front Arenaのツールは、セールス・トレーダーやファンド・マネージャー、またスペシャリストのニーズに合わせて、アルゴリズムを調整したり追加したりする能力を提供しています。

Front Arenaは、次のような明確な用途別のソリューションとしてパッケージ化されています。

  • 複数取引所に対応するセールス・トレーディングおよび注文執行
  • リテールおよび機関投資家向けオンライン・セールス
  • 注文取り次ぎと国際化のための内部マーケット
  • 私設取引およびマーケット・メーキング
  • 自動売買
  • プライシング
  • リアルタイムによるリスクおよびP&L管理